ウッドデッキのフェンス作りのときに考えること。

こんにちは、でぶしょうから脱したいチャビーです。

前回は、ウッドデッキをDIYで作る時、キット選びから購入までを考えてみました。

今回は、ウッドデッキの土台は選んだので、フェンスは「どうする・つけるの?」です。

3日坊主ではなく、続けて計画を立てられました。初心者なので、「あーでもない、こーでもない」と、色々と手こずりながら、計画だけで2週間も考えてしまいました。

計画を考えていると、その後の工程が面倒なのが理解できるので、思わず挫折しそうになりますよ。

以前の私なら、挫折していたかもしれません!

今回は、本当に行動力をつけたいので、頑張ってみました。
一つ出来れば、次につながりますから!

では、フェンスについての準備をしてみましょう。


Contents

フェンスを作るのに

まず、作るには計画が必要になってきますよね。
順番に見ていきましょう。

つくる?つくらない?

作る場合、目隠しの意味合いもあります。もちろん、デザイン的にもあると綺麗です。

私の家は、周囲をフェンスで囲んでいないので、外から丸見えなんです。
見えてしまうと、プライベート感がないのでフェンスを作ることにしました。

紫の場所がフェンス施工予定

材質

次に考えるのは、材質です。土台となる、ウッドデッキは、人口木を使っています。
そうなると、人口木で統一したいですよね。人工木が良いので、リサーチをしました。

実際見学に行くと、見た目も綺麗なんです。
土台にピッタリ合うし、もともと出来あがっているので、組み立ても私でもできそうでした!

期待を胸に、値段をみてみると20万は掛かりそう・・・・

「土台より高いってどういうこと!」

「無理だ・・・もう少し費用抑えたい!」

その他の手段を考えました。天然木で揃えると金額は10万円切るぐらいで済みそうです。
コスパは良いですが、全部手作りなので私に出来るか?

「挑戦することに、意義があるって誰か言ってたな!」
そう思いだし、トライしてみることにしました。

自然木で作る場合、困ることが出てくるとおもいますが、私には強い味方の弟がいます。
そして弟は、元大工さんです!

ラッキー! 聞いたら、ウッドデッキも作ったことあるって言っていました。

なるべく、頼らないようにしないと・・
自然木のことや知識的にわからないことは、色々と聞いてきました。すごく勉強にになったので、共有します!

デザイン

どんな種類がある?
私が、選ぶとしたら。

1

縦に目隠しが入るフェンスなので、デザインと作りやすさで候補にしました。

2

良くある定番のフェンスです。そして、作れそうなので候補にします。

3

「ロッジ風でおしゃれかなと?」

4

ラティスってすごくオシャレですね!

悩んでいたのですが、どうせ作るなら簡単に出来て、そこそこオシャレに見えれば上出来です。

嫁に聞いたところ

「どうせなら、オシャレなのがいい!」

「家にあわせて、ラティスで行こうよ!」即答

流石に、返答が早かったです。

よくよく考えてみれば、ラティスにすると手間が省けてオシャレに見える為、作るの楽そうです。両サイドを支柱で挟みその上に、上板乗せて完成になるのでは?

素人考えだけど納得し、ラティスに決めました。

自然木の材質

ハードウッドとソフトウッドの種類があるので、聞いたり調べたりしました。
違いを見てみましょう。

ハードウッド 耐久性:15年~30年ぐらい

       メンテナンス:いらない

       加工:重い 電動のこぎり ドリル必要

       有名どころ:ウリン イペ セランガンバツ サイプレス イタウバ
 
  •ソフトウッド 耐久性:3年~15年
 
       メンテナンス:必要しないとすぐ腐る
  
       加工:軽いのでしやすい   

       有名どころ:SPF材 ウエスタンレッドシダー

 
  • どっちがお勧めか?
ハードウッド一択だと思います
ソフトウッドに比べて、値段が高くなりますが、メンテナンス不要です!
 頑丈だし、塗装しないでいいし、耐久性もバッチリ!
長年のメンテナンス代を考えると、断然お得です。
 
ハードウッドも、種類によって色合いが違います。
濃いのもあれば、薄いのまであるので、実物をみてから決めたほうが良いです。
 
注意点
  • 加工がソフトウッドに比べて難しい。 
  • ビスは、ドリルで先に穴を開けてからでないとうまく打てないです。
    【すごく固く丈夫に出来ている為】
  • ノコギリも、板が硬いので電動ノコギリで切る必要があります。
  • 時間とともに、紫外線により色が白銀化していく。
ハードウッド
 サイプレスは、オーストラリアのヒノキと言われています。
ハードウッドの中でも、比較的にソフトウッド寄りで、セランガンバツやウリンより加工が容易です。 コスパも良く、塗装して使うことをお勧めします。
 
 ウリンは、公共の場でもよく使われているほど有名。
耐久性は、メンテナンス不要で20年は持ちます。
色合いは、深い赤褐色になり、素人には、加工が大変です。
お値段は、なかなか高め。
 
イタウバは、南米産で高級感がり、柔らかめです。
そして、加工がウリンなどより容易になる為、弟もおすすめしていました。
私も、機会があればイタウバで挑戦したいです。
 お値段も、そこそこします。
 
 ソフトウッド
 ホームセンターで扱っているSPF材について。

SPRUCE  【スプルース・えぞ松】
PINE     【パイン・松】
FIR   【ファー・もみ】の3種類の頭文字をとってつけた木材です。
 
外国で、住宅を作る際に耳にする 2×4【ツーバイフォー】で建てる工法に使われる材木です。SPF材は、すごく加工しやすく扱いやすいのですが、湿気の少ない所で使うには、問題が出ません。しかし、日本は湿気が多いので腐りやすいです。
しかも、防腐処理をしてもハードウッドの耐久性には到底かないません。
その中でも、ソフトウッドで一番人気があり耐久力がある物を紹介します。
 
ウエスタンレッドシダー
カナダ産の米杉といわれ、木自体に高い防腐作用があり、防腐処理をしなくても5年から10年ぐらいは持つと言われています。
そして、固くないのでビス止めやノコギリで加工する時でも、私みたいな初心者がやっても簡単に加工できます。
少し木が柔らかいので傷がつきやすいです
 
ウッドデッキを自然木で作る場合、いろいろと選択できますが、【土台はハードウッド一択】 理由 後から土台を壊して作り直しはめんどうだからです。
 
フェンスは、加工し易いウエスタンレッドシダーを選ぶのがお勧めです。
頑張れる人は、ハードウッド一択で!一度作ると、次はもっとうまく出来るのでハードウッドで挑戦したくなるかもしれません!
 
 

塗装用品

私は、家の塗り替えなどの塗装の仕事を5年ほど経験しています。
その経験をがあるので、塗装に関しては知識あります。

塗装は、木目の下地を活かせるように【もったいないので】

ハードウッドは、無塗装をすすめているみたいです
年月とともに色が変わっていき、白銀化していくので、その色変わりを、楽しむのも贅沢の一つだと思っています。しかし「茶色い色を保ちたい!」と思ったら、塗装してくださいね。

塗装をするなら、色がついていないステン系の無色のクリアーを使います。
1年から2年でメンテナンスすれば、色も保たれます。

しかし、ハードウッドにクリアー系統の塗料は、耐久性が悪いです。

なぜ?
木が硬いので、塗料が浸透していかないからです。

ウッドデッキに使う時は、人が歩いたりするのでなおさら耐久性が悪くなります。
しかし、クリアー系ではなく色が入っているものならば、お勧め出来るものはあります。

オスモカラーウッドステインプロテクター 使えます! 
色の種類も、18種類あるので
ウッドデッキに近い色を、選んでくださいね。
2回塗りで、0.75㍑ 4.5畳ぐらい塗れます。

お勧めの手順です。

  • 新しいウッドデッキには、塗装しない。  
    理由【ハードウッドは、硬いため塗料が浸透しづらいため、
       塗っても、耐久性が悪くなる】
  • 半年~一年ぐらい経過してから塗る。
    理由【年月とともに、木が塗料を吸い込みやすくなる】
  • 塗る場合ペーパーで表面をこする工程を入れる。【けねん作業】 
    あら目のペーパーを使う。
  • 二度塗る時は、4~6時間あけてから厚塗りしない。
    塗装してから、拭かない。
  • 1年~2年でメンテナンスをする。【再塗装】

以上が手順です。

ソフトウッドにする場合、防腐処理をかねて塗装します。
SPF材は防腐処理をこまめにやらないと、耐久性は悪くなります。

ウエスタンレッドシダーは、元々耐久性もあるので、塗装して楽しむにはお勧めの木材です。

塗料は、ソフトウッドを選ぶならホームセンターでよく目にする。
キシラデコールをお勧めします!

キシラデコールは、油性と水性がありますが、私は油性を選んで塗りました。
理由は、耐久性が良いと思ったからです。
【本来は、油性のほうが耐久性に優れている】

メーカの記載では、水性の耐久性は、油性とほぼ同等と書いてあります。

水性のメリットは、刷毛の処理や匂いが少ないから扱いやすい事です。しかし塗るのに関しては、油性のほうが塗りやすいです。乾燥に関しては、24時間は乾燥しないと乾きません。
二度塗りで開ける時間は、3~4時間です。好みで選んでください。

塗装に関しての準備・必要な物は、他で詳しく書きます。

まとめ

フェンスを建てる計画を、色々と考えました。人口木を選ぶと、デザインや使う業者で悩みます。そして、自然木で行く場合、木の種類も多く耐久性やメンテナンスの周期がそれぞれ違うので、選ぶ幅が広がり悩みますね。逆に、いろいろとわかってくると楽しめそうです。

次回は、実際に塗装しましたのでその事について書いていきます。
では。

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