こんにちは、ガーデニングを始めて分からない事が多すぎたので、農家の方に聞いたり調べたりしている、ちゃびーです。
今回は、土を再生している時に使う石灰などをまとめてみます。
石灰は、種類が多いので迷ってしまわないように、何をどういう時に使うのが良いのか調べました。
Contents
土の中の状態は? 石灰をまく理由
日本の土は、雨の影響などを受けて、酸性土壌になっていることが多いです。
多くの作物などは、酸性の土壌だと育ちません。【酸性が良い例外もあります】
石灰を撒くことによって、酸性の土壌が改良されていきます。
その時に、値はPH値で表します。
酸性 | 中性 | アルカリ性 |
PH ~5.0 | 7.0 | 7.5~ |
大体の作物の好むPH値は、5.5~7.0の間【弱酸性】に収まっていれば、大丈夫です。
そのために石灰を施します。
石灰の種類
石灰は、種類がありそれぞれの特徴があるので、用途に合わせて、使いましょう。
石灰種類 |
内容 |
撒いた後に、置く期間等 |
生石灰
【せいせっかい】 |
炭酸カルシウムの事 石灰石を熱生成し、作られる。 水と反応すると熱を放出する アルカリ性が強い 食品の湿気を嫌いう物の中に、石灰乾燥剤としても入っている。 |
水を加えると、高温になることから園芸用には使われません。 扱いや保管方法も注意が必要なので、一般的には使わないほうが良いでしょう。 |
消石灰
【しょうせっかい】 |
水酸化カルシウムの事 生石灰と水を反応させてもの とてもアルカリ性が強いので、酸性度が高くなった土の改良に適してます。 肥料成分などは、含まれていないです。 |
すぐに植えると障害が出るので、 1㎡あたり 目安 一握りだいたい40g
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苦土石灰 【くどせっかい】 |
ドロマイトという 岩石を砕いて 粒状や粉末にした、肥料です。 消石灰ほどアルカリ性は高くない。 マグネシウムも含まれているので、肥料としての効果も期待できます。 |
こちらも、すぐに植えると障害が起きることがあります。 1周間は、おきましょう。
1㎡あたり
目安 一握りだいたい40g |
有機石灰
【ゆうきせっかい】 |
貝殻を砕いたもの。 アルカリ性高くない。 微生物を活性化する効果があります。 土が、固くなりません。
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水ですぐに溶けていくわけではなく、ゆっくりと土壌に効果をもたらします。 すぐに植え付け可能。 1㎡あたり 目安 一握りだいたい40g |
石灰は、蒔いたらすぐ耕したください。
空気に触れると、土が乾くなる性質があります。
石灰別の用途詳しく
石灰の種類や特徴はだいたい分かりましたが、そんな時に使えば良いの?ってなりますよね。
一つずつ確認していきましょう。
まず、アルカリ性が高い順です。
消石灰 > 苦土石灰 > 有機石灰 になっています。
消石灰
この中で一番アルカリ性が強く、即効性があるので酸性が強くなってしまった場合に、使うことが多いです。しかし、撒きすぎに注意しましょう。
弱酸性が理想ですが、酸性に偏りすぎてしまった場合は厄介です。
非常に戻すのが大変なため、使用量は気をつけましょう。置く時間の目安は、2週間ぐらいです。
苦土石灰
消石灰ほどアルカリ性が強くないので、おく時間は一週間ぐらいで良いです。
消石灰よりも扱いやすく、肥料としての効果もあるので良く使われています。
気をつけたいこと
土に混ぜてすぐに他に肥料を混ぜ込むと、石灰と窒素肥料分が反応して、アンモニアガス化してしまいます。こちらも、それほどアルカリ性が強くは無いですが、撒く分量には気をつけてください。
有機石灰
3つの中で、一番アルカリ性が弱く即効性ではなく緩やかに中和されていくので、撒いてすぐに植え付け可能な石灰です。
肥料と一緒に混ぜていいの?緩やかに効くので、一緒に混ぜても大丈夫なんです。
酸性に傾きすぎている土壌には、即効性が無いので撒いてから中和されていくのに、時間がかかるので向いていないです。
微生物を活性化したり土が固くならない点は、さすが有機石灰といったところでしょうか。
撒きすぎても、比較的に影響ないです。
その点は、良いですね。
まとめ
それぞれの用途によって、使い分けが必要です。使う予定の土壌のPH値を図り、それによって使う石灰を選ぶべきですね。極端に酸性に傾いている土壌に、有機石灰を蒔いても時間がかかりすぎて向かないので、消石灰を使うなど。有機石灰を使うなら、中和されている土壌ぐらいが丁度良いです。
みんなが使っているなど、関係なく土壌の具合によって考えましょう。私も、すぐにPH測定機を買い、使っている土を測ってから考えました。
石灰も、撒いてすぐに効くわけではなく、時間差があるのでPH値は、図ってみましょう。
土壌は、PH値だけではなく、栄養分や土の排水性などいろいろと関係して植物を育てていくので奥が深いです。
何種類か育てるのに挑戦し、失敗しながら学んで行くことが必要です!
私は、失敗しまくっているので、今後も頑張ります。
肥料も種類が多いので、まとめてみますね。
では、今回は以上になります。