フランスでの暴動に巻き込まれた! あと一歩でやばいギリギリのところで回避?

みなさん、お久しぶりです。
チャビーです。
すいません、果てしなくブログの更新をしていませんでした。

今回伝えたいのは、フランスでのデモ「黄色いベスト運動」についてです。

私は、ある意味ベストなタイミングで11月14日~26日までパリに旅行中でした。
週末に、デモ「黄色いベスト運動」に巻き込まれましたので伝えたいと思います。


Contents

デモ「黄色いベスト運動」とは?

何が引き金?

マクロン政権が、地球温暖化対策の一環で行う予定の燃料の税金を引き上げる政策を阻止したいためのデモです。

どうやって始まったの?

中心の主催者はいなく、SNSなどを通じて動きが広がりました。

11月17日 土曜日が始まりの日です。

11月24日 パリ(シャンゼリゼ通り)でデモがすごいことに

シンボル

「作業時に着用する黄色いベスト」

「黄色いベスト運動」と呼ばれるようになりました。

規模

フランス国内、2000箇所以上で30万人近くの人が参加した模様。

内容

道路   道路(高速乗り口、スーパー入り口などの封鎖)
   集会 デモが行われた。

11月21日までに、死者2名、負傷者580名、逮捕者数百名以上の模様

11月24日のデモ フランス全土で130人、パリ市内では42人逮捕された模様

こんな綺麗なシャンゼリぜ通りで・・・

暴動です。

https://www.dailymail.co.uk/news/article-6424117/Paris-riot-police-blast-water-cannon-demonstrators-protesting-Macrons-fuel-tax-rise.html

どのように巻き込まれたか?

私は、パリから車で50分位の郊外にホテルを取っていました。

11月17日土曜日、朝9時頃車でパリ中心部に到着。

パリ中心部の高速は3車線あり、何故か黄色いベストを着た人たちが、2車線を通行止めにしていました。警察もいっぱいいて、何か合ったのかな?ぐらいでした。

今思えば、まだ1車線は空いていたので、デモが始まる前だったと思います。
おかげで、そんなに混んでいなく通過できました。

すぐに妻が疑問に思ったみたいで、ケータイで調べて教えてくれました。

マクロン政権に抗議で、燃料の税金あげるなってデモみたい。

私は、なるほど・・・ぐらいしか思いませんでした。
そんに大きなデモになるとは思いもせず・・・

その日私達は、パリ観光にきておりルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、オルセー美術館を回っていたので車は止めたままだったので、被害の規模はわかっていませんでした。

すべて観光が終わり、9時頃ルーブル美術館のパーキングから出て帰ろうとしたときのことです。
※すいません。焦ったのと取る時間などもちろん無いため写真はないです。
問題の交差点で、後日写真を取っていたので載せます。

ジャンヌ・ダルク像のある交差点に差し掛かり左折しようとしたときです。

ルーブル美術館から出て、右折赤い●でそれは起きました。

突然、左から黄色いベストを着た人たちが一斉に道路へ出てきました。

しかも・・・バリケードを引っ張ってきて道路封鎖しようとしています。

中には、車のタイヤらしきものを投げている人もいました。

先の車もパニック、封鎖される前なので避けながら走って逃げて行きました。

私の前の2台なんて最悪です。

交差点の中で、バリケードに乗り上げて立ち往生・・・・

止まっています。

私はというと、青い●で交差点の一番先頭(こちらの進む道路は、3車線。戻りは、1車線)

ものの1分ぐらい、考えます。

どうする、やばいピンチ・・・

交差点まっすぐは、とてもいけない。

右折は、一方通行で駄目

左折しか無い。

一気に行けば、まだ隙間はあったので間に合うかも・・・

だけど、レンタカー傷つけられたらやだし。

一瞬の躊躇・・きっとものの1分もありませんでした。

見事に目の前を封鎖された・・・

終わった・・

車傷つけられるのが、一番面倒・・

どうしようと考えていると助手席に乗っている妻が一言

「中央分離帯、ここの横低くなってるから反対車線で戻れるよ!」

神の一言でした。

一番前にいてUターン出来るスペースが合ったため、3回ぐらい切り替えして中央分離帯乗り越え脱出!

そして、逃げました。

逃げるが勝ちです。

あそこで、立ち往生していたらと考えると怖かったです。

数時間は動かないだろうし・・
黄色いベストの人たちは、暴徒化していました。
もの投げてるし・・・

一般人に危害を加えないでほしいです。

マクロン政権に対してやっているんだろ~って思いましたね。


そして、11月18日 日曜日

観光に向かうのは、世界遺産のモン・サン・ミッシェル

予定

ホテル 6時出発 → オンフルールの港町(コーヒー休憩) → モン・サン・ミッシェル

→ レンヌの街(ご飯)→ホテル

片道 400キロ 行き 5時間 帰り4時間

上位の予定のつもりで出発

「黄色いベスト」はまだいた・・・

オンフルールの港町に入るところで、黄色いベストはいた。

道路・・・封鎖してる・・・

一人が近づいてきて、ストップって言ってる。

仕方なく窓を開けると、「お前この意味わかってる?って?」

自分の着ている、黄色いベストを指して。

聞いてくる。

私、英語わかんない顔してみる。
※実は、本当にあまりわからない。
 妻は、ペラペラ。

分からない顔が通じたのか、「言っていいぞって」言ってる。

そんなんで、無事通過。
わかるって言ってらどうなっていたか・・

怖すぎました。

後でわかったんですが、このデモに賛同するなら車のダッシュボードの前に黄色いベストを載せておく事で、デモ賛同の意思表示ができたみたいです。

どおりで通りすがる車を見ると、黄色いベストをダッシュボードに載せている人が多かったわけです。

そんなんで、無事休憩ポイント:オンフルールの港町:に無事到着しました。
そこで軽く朝食をすませ、モン・サン・ミッシェルへ向かうことに。

高速道路に乗り、走ること30分位。

向かう途中、料金所が何箇所かあります。

早速料金所が見えてきたら、なんと・・・

また黄色いベストを着た人が・・・

なんか言ってる。

今度は、「いけいけ」言ってる。

なんと、料金所のバーを押し上げて、通過しろって・・

料金払わないで、行けと!

私は、言われるまま通過なんということでしょうか。

高速料金が、無料になりました(笑)

微妙な気持ちでした。
嬉しいやら、そんな事やっていいのか・・

そのまま、走っているともちろん順調にいけず。

この先【高速通行止】下道に降ろされました。

一時間ぐらい下道を走り、先の入り口から高速に乗ろうとしても、
奴らは、また入り口封鎖していて乗れず・・・

それから、ずいぶん走りやっと高速乗れて、モン・サン・ミッシェルに付きました。

かかった時間、7時間以上・・・・予定より2時間以上多くかかってます。

クタクタです。

帰りもあるのに、帰れるか不安です・・・

高速道路を走っていたとき、反対車線を黄色いベストを着た人たちが、バイク20台ぐらいで2車線道路をゆっくり走り大渋滞を作っていました。

帰りは、道を変えパリ市内を通らないルートで帰り、なおかつ時間が遅かったためデモの影響を受けずにホテルまで帰れました。

すごく長い旅になってしまいました。

デモをするのは勝手ですが、一般人を巻き添えにするようなのはやめてほしいですね。

私達は、24日の日はパリ市内に行かなかったので、シャンゼリゼのデモの影響を受けなくてすみました。デモの影響で、エッフェル塔観光もできなくなっていたみたいです。

観光は滞在日数が決まっているので、影響が出た人たちはかわいそうですよね。


今回のデモを肌で触れて、考えさせられるものもありました。

確かに、フランス(パリ)ですが、ガソリンが高いです!
日本の1.5倍以上だと感じました。

今以上に税金を上げてほしくない市民の声は、わかる気がします。

しかし死者や逮捕者が出るぐらい過激にやるのは、日本では考えられませんね。

文化の違いもいろいろと感じたフランス旅行でした。

ニュースを見ると、まだ収まりそうもありませんが今後も動向を気にしていこうと思っています。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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